3回ルールってある意味正しいのかも
しのぶちゃんを2回目のデートでは落とせなかったのですが、次の日にはお礼のメールが来ました。「次回も楽しみにしています」と書いてあります。
このあたりの姫の心理について(OKなのかOKでないのか)は理解に苦しみます。白か黒かグレーなのかが全く推測不能です。
思い返せば若い時から、男の考える「その時」と女が考える「その時」は違うものだったと思います。ラブホにいるのに、「どうしてだめなの?」ということもありました。
今回のケースでは純粋な恋人関係ではないのですから、例えばお礼メッセージの返信に「次回はランチの後、大人するね」と返せばはっきりするのでしょうね。
そうすれば、いやな子は拒否をしてくるでしょうし、ブロックする子もいるでしょう。慣れた子なら「もう少し親しくなってからね」などと返信してくるのでしょうか。
世のおじさんたちでは、3回ルールと決めている方も多いと言います。すなわち、3回目のデートで落とせなかったら別れるという事です。ある意味効率がいいですね。
大人乞食と言われそうですが、数打てば当たるという考えで、経験を積めばそうなっていくのかもしれません。それには顔合わせまでにかかる労力と精神力への耐性も鍛えていかなければならないと思います。
さて、約束の日についてはホテルは予約したのですが、あいまいなまま会うことにしました。口説くのも楽しみのうちだという事もありました。
2人目の姫(りょうこちゃん)と比較してみると、当日はランチに行って、ホテルに入るという流れは同じです。決定的に違うのは、「今日は関係ありですよ」という認識が姫にあるのかないのかわからないという事です。あったらあったで、姫の迷いに付き合うことになるかもしれませんが。
当日、わたしの方は完全に大人ありで準備をしていました。前日のお酒は控え、ムダ毛は処理し、普段より少しおしゃれな下着を身に着けました。
待ち合わせ時間は11:00、少し前に電車が遅れていて15分ほど遅れますとメッセージが入りました。
遅れた、しのぶちゃんと落ち会い、約束していたお寿司屋さんに入りました。
お昼なのでお酒は注文しませんでした。こじんまりしたカウンター寿司ですが、ネタの値段は時価が少なくとても良心的なところです。目の前に職人さんがいるので、会話は聞こえてしまいますから二人とも少し緊張はします。
それでも、なにが食べたい、これが食べたいなど、恋人気分を味わいながら小一時間が過ぎました。お昼なのでこのくらいの時間が適当です。
お店を出て、いよいよです。気の利いたことを言いたかったのですが、そんな言葉は見つかりませんでした。
「この後さ、ホテルを取ってあるんだよ。行こうか?無理にとは言わないけど」「そうなんですか。取ってあるなら仕方ないね」心配していたことが嘘のように、あっさりと合意してくれました。
コンビニに立ち寄って飲み物とお菓子を買い込み、ホテルに向かいました。
いただきます。