【出会い系の今昔】

なつかしい文通コーナー

男女の出会いの定番といえば合コンとかナンパですよね。でも積極的な男性はその目的を達成できますが、映画やドラマのボーイミーツガールのような出会いを夢想しているだけでは宝くじが当たるようなもんです。今では、みんながスマホを持つようになり、出会い系サイトが一般的になり誰でも参入可能ですが、それまでは、どうだったのでしょうか。

検証を行ったわけではありませんが、出会い系サイトの原型は文通なんじゃないかと思ってます。

相当な昔の話ですが、雑誌にはたいてい文通コーナーがあって今では信じられないことですが、ペンフレンドを募集する方の住所氏名を載せていました。それを見て一方が手紙を送るわけです。

匿名でOKなところは昔とは違いますが、サイトで写真とコメントを見てメッセージを送ることと全く一緒だと思いませんか。中には、文通コーナーではなく、お金を支払って新聞広告を打つ強者もいたそうですね。

テレクラ ツーショットダイヤル

通信設備の発達とともに、テレクラやツーショットダイヤルなんかも登場しました。1980年後半から2000年前半くらいまで全盛だったのではないでしょうか。その流行によりいろいろな社会問題が起こり、「援助交際」という言葉も生まれました。

これが今の出会い系サイトに発展したのは言うまでもありませんね。いつの時代も出会いを求める男の欲望と情熱が、風俗文化を進化させてきたのでしょう。

風俗営業の無店舗型電話異性紹介営業(ツーショットダイヤル等(無店舗型テレクラ))は、「専ら、面識のない異性との一時の性的好奇心を満たすための交際(会話を含む)を希望する者に対し、会話(伝言のやり取り含む。音声によるものに限る。)の機会を提供することにより異性を紹介する営業で、その一方の者からの電話による会話の申込みを電気通信設備を用いて他の一方の者に取り次ぐことによって営むもの」と定義されています。堅苦しい表現だと面白いですね。

ブログを書いていて、わたしも過去にツーショットダイヤルを利用したことを思い出しました。そんなに深くはやりませんでしたが、この時は純粋に交際相手を求めていたものですから。

エロ雑誌の自動販売機(この手の自動販売機も今の時代は見かけません)の横なんかに、カードが売られていました。その購入したカードに記載された番号に電話をすると、女の子につないでくれるという仕組みです。繋がった女の子としばらく話をして盛り上がると「一度会おうよ」と約束します。でも、私の場合、実際約束した場所に行っても相手が来たことはありませんでした。たった2回ですが。おそらくテレフォンレディだったのではないでしょうか。その点、出会い系サイトでのわたしの戦績は今のところ3勝1敗です。そのサイトはこちらです。